大学1年生の2008年から投資を始めた、かぶたろうランド園長のかぶたろう(@kabutarou2021)です。
【サブプライムショック】
2007年から2009年にかけて
アメリカで起きた住宅バブル崩壊が引き金となり
世界的な金融危機・経済危機を起こした一件…
苦い記憶を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか🤔
記憶に残る金融ショックからもう15年
今の日本にも照らし合わせることができるのではないかと思い考察してきます💡
今日はものすごく真面目にいきますね🤤
サブプライムローンとは
アメリカで2004年あたりから急速に普及したサブプライムローン
(それ以前からもあったローンです)
簡潔に内容をお伝えすると
- 信用力の低い低所得者向けの住宅ローン
- 審査が緩いが金利は高い
- ローンを払い続ける予定の住宅を担保に貸し付け
- 借入当初は金利が安く、数年後に金利が上昇
- 銀行側はハイリスク・ハイリターンの貸し付け
というものです💡
低所得者でも借りられるローン、聞くだけで怖いですよね🤫

低所得者が金利上昇に伴いローンを払えなくなって
銀行側は貸していたお金が回収できなくなる事例が多発…
これだけならば、担保としていた住宅を販売してしまえば
返済に充てられるだろう!と考えられていたわけです
住宅バブルだったため住宅価格は右肩上がりでしたからね🧐
(その後バブルは落ち着き住宅価格が下落傾向に…)
そして数年後金利が上昇

今まで支払えてたお金も、金利が上昇して負担が増加…
ぶたろうはせっかく頑張って買った家のローンが支払えなくなりました🥶
証券化されたサブプライムローン
このようなリスクの高いローン内容を「証券化」
銀行がローン債務者から返済される権利を
投資家へ移行させてリスク分散を図りました😇
住宅購入の性質上単価が高いから利幅も取りやすい💡
投資家としては狙っていきたいポイントですもんね
- 1個10円の駄菓子を売る企業
- 1棟5000万の住宅を売る企業
どちらが利益額を取りやすいかは明白ですよね🤫
その「証券化」されたサブプライムローンは
世界中の投資家から資金が集まりアメリカだけの問題ではなくなったんです😂
低所得者から回収ができなくなって被害を被るのは銀行の予定でしたが
証券化することにより被害は投資家へ飛び火することとなったんです🤫
恐ろしい話ですよね😇
ただ、これって…なんだか聞き覚えありませんか😋
日本の住宅ローン減税制度
日本では住宅ローン減税制度は1972年に導入された「住宅取得控除」
が最初でした
いろいろ改正され、現在は13年間の控除期間があります💡
- 年末の住宅ローン残高
- 住宅取得対価
いずれか少ない方の金額に対し1%所得税から減税される仕組みです✨
使っている方も多いでしょうね
日銀が「指値オペ」で金利を抑制する理由
先日、日銀は金融緩和対策として行なっている
「指値オペ」を実施すると発表💰
長期金利の上昇を抑えるためです💰
なぜするかって?
長期金利上昇=住宅ローン金利の上昇に繋がるからです😇
(もちろんこれだけではありませんが個人負担は大きく増えますよね)
日本はずっと金利が低くきており
ゼロ金利という言葉もあるくらいでした😈
今まで1%の変動金利で借りれていたものが
2%に上昇したら…
3%に上昇したら…
4%…
複利の力を知っている皆さんならば
利率が変わることの凄さと恐ろしさは十分理解いただけると思います
考えるだけで恐ろしいですよね😈
住宅ローン金利の上昇+住宅ローン減税の適用終了
負担が増えるのは明白ですよね😇
金利が高くなれば、国内で欲しいと考える人は低い時よりも減少します
もちろん需要と供給で成り立つものですので
日本人が変えなくても海外から見たら
自国のインフレ率と比較、円安効果により
住宅価格はあまり下がらないかもしれません🏠
材料費の高騰により更に上がることも考えられます
ただ…
今まで5000万円で欲しい人がいたから売れていたけれど
4000万でも欲しい人が見つからなかったら…
売るために価格を下げないといけませんよね
- 金利の上昇
- 住宅価格の下落
おやおや…
穏やかじゃないですね😇
インフレも金利も需要と供給等々色んな角度で考察が必要
前回話をしたのはインフレのお話
今回お話ししたのは金利のお話
経済はさまざまな要因が絡み合って出来ています😂
これだからこう!
こうだからああ!!
という簡単なものではありません😩
ただ、過去に大きな金融ショックがあったこと
日本で今起きそうなこと、起こっていること
海外で起きそうなこと、起こっていること
色んな視野を持って見ることが大切ですね☺️
自分の資産を守れるのは自分だけです
しっかりと守っていきましょう💪
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